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アニメについて [アニメ・漫画・本・ゲーム]

この間ツイッターで少し議論になったので、自分の考えをまとめたいと思っています。
会話で参加した人は基本的に今のアニメについて懐疑的なので、今のが好きだって人は見ない方がいいと思います。
それと自分がこの話を始めたきっかけは、アニメージュのはがきの一番最後、「感想・要望」をこたえるためです。
何があるかなって思った時に、ふと、最近のアニメはワンクール(13話前後)で終わるものが多いなって思ったことを思い出して、それで、アニメの傾向の変化とか、話数の変化とか、そういうのをどこかでまとめてもいいんじゃないかって思ったんです。
前々から、ゴールデンタイムのアニメがどんどんなくなっているのを嘆いたり、それとともにアニメを見なくなってきていた人間だったので、いつからこういう変化が起きたんだろうってのはちょっとした興味でもありました。
(最近深夜帯のアニメをよく見るのは単純に生活サイクルが変化したからです。今期見ているのはヨルムンガンドとスタドラしかないけど。それ以外は一応ドラゴンボールGTとタイバニを見ています、タイバニは話題になっているので)
まぁ、そう言う訳でおそらく一部の方には不快になる話題なので続きはたたみます。
文章がちゃんとまとまっていないで書いているのでたぶん結論は出ないと思う。
ただ考えるきっかけになればと思います。

あ、衆議院議員選の公示がありましたねw
自分は選挙権がないので(※メインブログかツイプロ見ればたぶん理由はわかると思うので説明は割愛)、いろいろ思うことはあるけれどこれに関することはせいぜいがツイッターで書くだけにとどめると思います。


初めに思ったことは、前述のとおり、ゴールデンがバラエティー一色になってしまったなってことです。
自分が子供の時は、アニメは娯楽であり、教育でもありました。たぶん。
これだけ言うと懐古厨とか言われるんだろうなぁ。
ってか、文体が家出した。なんか文章が自分らしくない。
すごく読みにくいと思うけれど、文体がたぶん統一されません。
統一する気がない。思ったことをただ書いているだけだから。

で、話が少し脱線したけれど、自分の時のアニメって言ったら、17~20時ぐらいにやるものだった。
学校から帰ったら夕食時ぐらいまでずっとテレビにかじりついてアニメを見てた。
適当にチャンネル変えればアニメが見られる状態だったから、好きな話、おもしろそうだなって思ったものを片っ端から見てた。
一日1つ見ているって感じだったなぁ。
月曜日コナン、火曜日ポケモン(再放送)、水曜日ジェッターズ、木曜日ポケモン、って感じで。
おそらく金曜日ドラえもん、土曜日カービィ、日曜日なんだろう(・ω・`)って感じだった。
サザエさんかな?たまに見ていたし。
まぁ、こんな話をしていたら懐古厨だって言われかねないからやめておこう。

当時のアニメって基本的に子どもがターゲットだった。
子供がテレビを見る時間に放映して、内容も基本的には“子供に見せる”ためのもの。
今のアニメってほとんどが深夜にやっている気がする。
それってつまりターゲットは大人。
大人が楽しめる、娯楽のためのアニメ。
いつからアニメの対象が変わったんだろう。
子供向けと大人向けの違いはなんなんだろう。そう思った。
(一応今でも子供向きはあるけれど、それは週末だったり午前中だったりする)

それで少し考えてみた。

<今のアニメ>
・1~2クール(13~26話)がほとんど。
・基本的に萌
・1クール終わったあと少し間をおいてからまた1クール

<昔のアニメ>
・2クールとか、4クールとか、それ以上とか
・道徳的なものもある

ってか、本当に、1クールって半年だと思っていたんだよ。それくらい最低2クールだった気がする。
少なくとも夕方のアニメに関しては。
今いろんなところで、子供の教育の責任転嫁が行われているけれど、ゲームが悪い、アニメが悪いで排除していったから、道徳教育にもなるようなアニメがなくなってきている気がするんだよね。
今日が最終回だけれど、今まりメラの配信が行われているから初めて見たんだけれど、まりメラはいろんな意味で生々しい。
信じることと疑うこと、偏見、価値観の違い、意識的・無意識的な“自分が助かればいい”という思い、そういうのが生々しく描かれている気がする。
うちの相方がガンダム大好きで、ガンダム(サンライズ作品?)の良さは“そういう人間のドラマ”だって言い張るからその言葉を借りるなら、本当に人と人が体当たりで自分の価値観をぶつけ合って、和解したり、自分の考えの過ちに気づいたり、信じようとしたりするそういう人間のドラマにぶつかって、見ている方も多かれ少なかれ得るものがあるんだと思う。
小さいときはわからなくても、繰り返し見たり、大きくなっていろいろ社会的に経験を積んでから見たりすると新たな発見や、当時わからなかった立場にいた人たちの心情もわかるようになるんじゃないかと。
命を大切にって言うのは簡単だけれど、その重みって案外わからないもの。
身近なところで誰か大切な人やペットを亡くしているならまだしも、核家族化して親戚づきあいも希薄、ペット禁止の家だったりするとペットを亡くすという経験もあんまりない。
そうなると本当に“死”ていうものがわからない。
私も、あんまり死に対しては実感はないけれど、それでも、重いものだと思っている。
順番がおかしいけれど、それは本当に、ジェッターズを何回も見たうえでの感想の一部である。
マイティは結局生死不明(でも状況から鑑みてほぼ100%死んだと言える)だし、シャウトはお母さんを事故で亡くしているし。
死を受け入れられない思い、でも死んでしまった現実、そっくりな人物を投影したくなる思い、それでも、受け入れなくてはならない。
だって、「受け入れてあげなきゃかわいそうだから」
受け入れられないってことは拒絶しているってことだから、ソレは死だけではなくてその人そのものを拒絶しているんだって。
シロボンはお兄ちゃんを、シャウトはお母さんを、すごく好きだったのに、それぞれその大切な人を拒絶していたんだって言う、ね。
そういう感情に訴える生々しさが多い気がする。
それにアンパンマンだって、悪いことがいけないんだっていう道徳アニメと言う解釈もできると思うしね。
最近ツイッターでよく見るけれど、アンパンマンはバイキンマンの人格は否定していない。
人格は否定しないけれど、他人を困らせるなど、悪いことを許さない。
何がいいことで何が悪いことなのかもわからない子供たちが多いってよくあるけれど、本当にアンパンマンを見せて、アンパンチされちゃうぞって言えばいいんですかね。
もちろんそういうのはなくても、娯楽的なものも多かったけれどね、昔も。
でも話数が多い分、話が丁寧で、悪く言えば中だるみするようなものが多かった。
話が丁寧だから、子供の理解力を補えたのではないかとも思う。

今のアニメは基本的に1クールだから、話の速度は早い。
深夜に放送してターゲットが理解力は自分で何とかできる大人だからそれでもいいのだろう。
テンポが速いから、中だるみしないし、いい人にはいいのかもしれない。
でも私は、早すぎるなって思う。
元々2期をやるつもりで話をそんなに進めないならまだしも、1話1話の時間経過が早いとなんだかなぁーって思う。
タイバニと同じく、話題だったからって理由だけで実はまどマギも視聴済みなんだけれど、あれがどこが評価されているのか本当にわからない。
まぁ、魔法少女と魔女との関係に軸が置かれているから、それ以外の日常をほぼ排除しているのはある意味徹底していて評価に値するんだけれど。
個人的にまどマギの良さは哲学的だってところです。
命と言うのはどこで定義されているのか、とか、キュウベェの言葉は吟味していると深いです。
誰か考察書いてよ。
だから、まどマギは私の中では哲学アニメ。
ただし、問いかけるだけで答えは一切ない。
ヒントがあったりなかったり。
2クールにしてその辺を突き詰めてくれたら個人的には文句は言わないってくらい哲学アニメ。
絶対同意されないなぁー……
そう言う訳で個人的には、まどマギはまだいい方。
グロなかったら(具体的にはまみるシーン)、本当に子どもに問いかけてもいいんじゃないかって思う。

でもそれ以外だ。問題は。
Solaは見た。見たけれど、結局よくわからないって言うのが感想。
世界観の説明が一切ないからかなぁって思った。ないよね、あった?
結局夜禍ってなんなのよ?(それ以前に漢字ってこれであっている?)
結局あれは、一人になりたくなかった夜禍と弟が死んで人生に絶望して自殺を図ったら夜禍にされて人生が狂わされた人が再び出会って、二人とも生き延びる手段はなくなったから、本来あるべき姿に戻した方がお互い幸せだよねってやつなんですか。
そう考えると軸があるんだか無いんだかって感じ。
まつりが街に出てきた理由とかいろいろわからないし、娯楽ならそういうのは明らかにしなくてもいいし。
と言うか、訴える軸がないものって、楽しければいい、萌えればいいって感じのものだから、軸なんていらないんだろうなって思う。
これ自体は昔からあるし、そもそも何かを訴えるのを目的にした漫画とかって少ないからなおさらだし。
ってか、これは自分が物書きだからってのもあるんだろうけど、何かを訴えるって難しい。
とりあえず面白い話を書けって言われたら、おもしろいことだけを考えればいいからまだいい。
命について考えられる話を書けって言われたら、命ってなんだろうから吟味して、それからどう理解しやすく(面白いとか興味を引くという条件もクリアしなくてはならない)描けばいいのかと言うのを考えなくてはならない。
そういうのも教育アニメの衰退の一因なのかもしれない。
娯楽アニメが増えて、教育アニメが衰退するのは避けられないのだろうかって思うとなんかさびしい。

あともう一つは、キャラソンとかフィギュアとかグッズを買うのは大人だってことなんだろうなぁ。
これは言われて気づいたことだけれど、本当にターゲットを大人にした方がお金が動く、と思う。
例えばゲーセンのぬいぐるみだって、周りにやっている人がいるならまだしも、ある程度以上の年齢からじゃないと持っている人ってあんまりいないと思う。
そして自分でお金を稼いでいる大人だと、そういうところでためらいもなくお金を落としてくれる。(人もいる)
そうなると、大人向けにアニメを作った方が関連グッズが売れる、ってなるんじゃないかなって言われて、ああそうかもなって思った。
声優さんの追っかけでアニメを見るって人も多いから、OPEDも声優さんに歌わせた方がそういう層が喜ぶんだろうなぁってちょっと思う。
自分はそういう追っかけはできないからさっぱりわからないんだけれど。やろうとも思わない。
やるならせめてEDでって話もあった。
OPとかEDとかはできたら、アニメにあった曲を、アニメにあったアーティストさんに歌ってほしいって言うのすごくわかる。
精霊の守り人はアニメのデザインに不満は多いけれどOPもEDもかっこよかったし、そのままタイナカサチさんにはまったし(笑)

なんだろうね、やっぱり最近はターゲットが変わった気がする。
精霊の守り人の時も何度も、なんでイケメンになったんだ!って思ったし(最近ツイッターで原作・精霊の守り人を読んだ事のある人に出会ってアニメこういうのなんですよーって話をしたら二人でこんなのバルサじゃねぇ!!タンダじゃねぇ!!って言い合うくらいには美形化している)、黒執事原作派で、アニメは許すマジなんだけれど、××さんが声やっているから見るって人に昔であったことあるし(ちなみに彼女と会話をしたのは1期の時。自分も原作派だから二人であれは許せんって会話をしてた)、今のアニメに求められるのって、萌えて、人気どころの声優が出ていて、美形であることなの?
それでヒットするかどうかわからないから1クールという短いのにして、ヒットしたら2期作るの?
だから1期と2期で間が空くの?
そんなこんな思っている。

なんか考察にならなかったけれど(考察タグ付けたくせに)、これ以上書いているとなんか叩かれるだけな気がしてきた。
とりあえず自分が見てきているアニメに偏りがあるのは認めるうえで、なんでゴールデンがアニメではなくバラエティーになったのか納得のいく答えを持っている人がいれば教えてください。
個人的にはそれが一番納得いかない。
面白いから?その割には下ネタとか子供に見せるのが不適切って叩かれていない?
それに子供向けアニメ・教育アニメって一緒に見て一緒に考えるのって家族にとってもいいことだと思うよ?
って自分は思っています。まる。
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