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カラスの目 〜番外編〜 [novel]

少女が一人で立っていた。
彼女がいるのは土手の上。
肩には一羽のカラスを従えている。
黒い髪にパーマがかかった普通の少女。
ただし肩にカラスがいることを除く。
一見した限りでは普通の少女にしか見えないのに、彼女の家族は邪険に扱っていた。
手は出さない。祟りにあいそうだから。
その代わり“存在しないもの”として存在を度々否定した。
気味悪がって距離をおいていた。
少女は両親が自身を望んでいないことを知っている。
災いの子だと世間に言われるようになった。
人間は醜くて信用できなくて……それでも少女は捨てきれなかった。人間に対する思いを。
人助けをするとたいてい『化け物』と呼ばれた。
沢山の傷を背負いこみ人間が信じられなくなっても、“人助け”は続いた。
これは矛盾だと彼女はしっていた。
しかし、いつかは報われるとすがりつくように願ってもいた。
叶うことはないと分かっていたのに諦めきれずにいた。

それは少女−見上由紀−が北見涼太に出会い彼に協力する前の話−−。

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メインとサブ同じもの持ってきました
メインでは昨日書きました(メインだったら下の記事にある通りです)が、小論対策?に昨日書き出した小説
主軸とユーか、カラスと意識を同調できる少女の人助けと言うネタを主に沿えた、
・手紙の送り間違いで知り合う
・生物学分野の自分の趣味盛りだくさん
と言う二つのネタを混ぜた話
一応理想としては短編連載
でもネタがないので第二話以降がどうなるか不明

ちなみに久しぶりに書いたら登場人物がうまく動いてくれなくて、涼太の友人は封筒の宛名を読みあげずに帰っちゃうし、涼太は早々に由紀に鈴の正体ばらそうとするし、で今焦っています
…こんなんでいいのか、自分
自分が書きたいことが書けずにずれてしまったら小論もなにもないだろうが!と言うのはごもっともな突っ込み
あんまり話は面白くなさそうですが、出来たらどこか投稿してみたいなーとか言う五月雨なので、“問題がなさそうだったら”完成したら自分のサイトに載せるつもりなのでよろしく
ちょっと今までの五月雨の主旨からずれた作品の気もしますが(でもどこか『二つ時』に近い世界観を持っているような…。)、楽しんでいただければ幸いです


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